毎日勉強しているのに成績が上がらない!原因と解決策!

教育
ママさん
ママさん

ウチの子、毎日ちゃんと勉強しているみたいなのに成績が全然上がらないのよ・・・。

シリー
シリー

その原因は勉強のやり方がわかっていないだけなんです。

私は今まで2,000人以上のお子さんとお会いしてきましたが、ちゃんと毎日時間を作って勉強しているのに、成績が上がらない子って意外と多いです。
学校から帰宅後に毎日2時間以上勉強している子もいれば、テスト前なんかは夜中の3時くらいまで頑張っているお子さんもいましたし、それなのに結果に現れません。

まず、実態を把握して、「何が悪いのか?」「どうすればいいのか?」その子その子に合わせた勉強のやり方を考えていきましょう!

成績が上がらない原因

オリジナルのノート作り

近年、公立中学校は宿題を出さない先生が多く、多くの新中学1年生のお子さんからは「小学校と違って宿題が少ない。」と言われる事が多いです。
そんな中でも、自ら進んで毎日やっているのですが、どんなことやっているのか見てみると、ハッキリ言って「ただ手を動かしているだけ。」の状態のお子さんが多いです。

例えば、英語・数学・国語・理科・社会の5教科共通ですが、授業中に先生が黒板に板書した内容を、そのまま別のノートに丸写ししていたり、中には更に5色くらいのペンを使って、毎日自分のオリジナルのノート作りに2、3時間費やしている子もいます。
中には教科書に書いていることを丸写しするなど、とにかくひたすら書写をしている子もいます。

全部丸写ししなくても、授業で分からなかったところの解き直しや、重要な箇所をもう一度やってみるなどだけでも自分自身のレベルアップに繋がるのに、ひたすら手を動かすことに時間をかけてしまっています。

確かに大事なことは書いて覚える方法もありますが、ノート作りを否定するわけではありませんが、ノートをまとめる能力よりも、テストで問題として出題された時に回答できるかどうかの能力が求められているわけですし、ましてや何色も色ペンを使ってしまうとどこが重要なのかも分からなくなってしまいます。

わかる問題しかやらず、わからない問題は・・・?

問題演習をしようと思ったら、教科書、学校から渡されるワーク、書店で販売している教材、進研ゼミなどをはじめとする通信添削など、様々なもので勉強することができます。

それらを毎日の勉強で利用されている生徒さんも多いかと思いますが、やり方がわかっていない生徒さんの特徴としては、わかる問題しかやらず、分からない問題は答えを写して終わりです。

勉強が得意なお子さんと比べ、圧倒的な違いとしては、調べるということをほとんどしません。

本来なら、先ほど申し上げたように、授業で分からなかったところの解き直しや、自分の苦手なところを復習したり、明日の授業の予習など、とにかく自分の身になる勉強をすべきところですが、テキストにしろプリントにしろとにかく「埋める事が目標」となってしまいがちなお子さんが多いです。

そうなるとテスト勉強も大変なことに・・・。

テストというものは、普段から授業で習ったことちゃんと覚えているかどうか試すものです。範囲も決まっていて、期日(テスト日)も決まっています。
生徒さんたちはその日に向け、今まで習ったことを復習し、受けるテストの教科数も1日のテストで4、5教科あるので、計画的に進めなければいけません。

ただ、どんなに一生懸命やろうと、一番重要なことは当日のテストで解答できれば良いだけです。

ただ、結果を意識していないお子さん。要は過程を重視してしまっているお子さんは、テストで解答できるかどうかというより、実際は結果を出すための行動が取れていません。

例えば、現在のほとんどの公立中学校はテスト前になると、ワーク提出という課題を出します。
どういう課題かというと、テスト当日までに英語、数学、国語、理科、社会の5教科のワークの指定した範囲を、全部解いて自分で丸付けまで終わらせて提出するよう求められます。
そのワークの出題される範囲というのも、テスト範囲と同様の範囲なので、しっかり着実にこなせばテストでいい点数は望めます。

ただ、勉強のやり方がわかっていないお子さんは、「できないところをできるまでやる」などの反復練習はほとんどやりません。
傾向を見ていると、「わかるところしかやらない。」わからないところは答えを写す。」だけです。
ですので、明らかに何度もやらなくてもできるような問題だけやっている状態で、やらなくてもいいところに余分な時間をかけていて、やるべきところをやっていない状態です。
ただ、出題されたワークの範囲を丸付けまでして提出するという学校側から求められていることに関してはちゃんとやれていますが、「どういうやり方でやったのか?」ということまでは学校側からは確認の仕様がないので、結果的にテストで良い点数を取るための勉強は全然できていません。

理科・社会のワークも同じことが言えて、理科・社会はただでさえ覚える事が多いので、教科書やノートを見ながら解いていく子が多いです。
ただ、間違えたところや分からなかったところは、印をつけるなどして再度わかるまで暗記練習を出来ていればいいのですが、教科書、ノートを見ながら時間をかけて答えを埋めて、丸付けをし終わった頃にはテスト前日になってしまい、反復して暗記練習する時間はありません。

こういったように、せっかくのテスト前の大事な勉強なのに、普段の勉強法と何ら変わらず、自分自身の知識量を増やすことに時間を費やせていません。

本来、普段から勉強していく中で、自分の出来るところと出来ないところを精査していき、テスト前は何も全範囲シラミ潰しにやらずとも、普段の勉強で出来なかったところや怪しかったところだけを取捨選択してまとめていく事が重要なのですが、普段の勉強でそういった精査をせずに、ただノートを埋めるだけ、ただテキストを埋めるだけと手を動かすだけの学習になってしまうと、結局テスト前に何を優先的にやろうと思っても、自分自身何が出来て何が出来ないのかも把握できない状況なので、結局全部やらなければいけないというとても大変な状況に陥ってしまいます。

習慣がついているというだけで大きなメリット

毎日の勉強習慣が定着していても、やり方がわかっていないだけで悲観的になる必要はありません。
むしろ絶好のチャンスと捉えてください。

なぜかというと、普段から勉強の習慣がない子や、やる気のない子と比べた時に、圧倒的に吸収するスピードが速いです。

勉強をさせる上で一番最初に苦労するのが、勉強時間の確保です。
部活一筋で帰宅後はお風呂入って、夕飯食べて、ろくに勉強もせずにだらだらしている子、帰宅後はゲームやスマホなど娯楽の時間に費やしている子と、その子その子で生活リズムは決まっています。そんな中で勉強を習慣化させようと思ったら、もともと習慣の無いところに習慣を作るわけなので、現在他のことに費やしている時間を割いてもらってでも嫌いな勉強をさせるという非常に根気のいるところから始めなければいけません。

ただ、毎日の勉強習慣が定着している子に関しては、そのような対策をする必要はなく、すでに一定の時間勉強と向き合うことができる態勢ができているという非常に整った環境からスタートできる利点があります。

ですので、無理やり机に座らせることから始めるなどはしなくていいので、あとはやっている勉強の内容(やり方)を変えるだけで済むんです。

結果を重視した実践的勉強法

オリジナルノート作りは廃止

優先順位を考えた時に、学校からはレポート作成などの筆記能力が一番に求められているわけでは無いので、すぐにでもオリジナルのノート作りは廃止しましょう。

問題集は精査しながら進めましょう。

どういうことかというと、普段から教科書、学校から渡されるワーク、書店で販売している教材、進研ゼミなどをはじめとする通信添削など、問題演習を継続することは構いません。(レベルに合っていない問題集をやることはやめた方がいいですが・・・。)

ただ、今までのようなやり方は今すぐやめてください。

まず、わかるところはそのまま解き進めていいのですが(ここまでは今までと同じ)、わからなかった問題には必ず印をつけてください。
そして、すぐには答えを写さず、一旦自分で教科書やノートを参考にするなどして調べてみてください。
それでもわからなければ、答えを見ながらやるでもいいですが、答えの解説を見てもわからなければ、学校の先生、塾の先生、家庭教師など周りで教えてくれる人がいたら、そういった人から教えてもらってください。
そして、必ず印は消さずに残しておいてくださいね。

テスト前はポイントを絞ろう

テストの範囲が出されている以上、全部に手をつけたい気持ちはわかりますが、優先してやるべき内容は限定しましょう。

まず、何から始めればいいかというと、普段の学習で印をつけた問題から始めてください。
印がついている以上「1回じゃできなかった問題」ということになりますので、テストで似た問題が出たら解答できないリスクがある問題ということです。
ですので、もう一回その問題にチャレンジするなり、数学であれば数字符号が違う類題をやるなどして確認してください。
もし、またわからなかったり間違えたりしたら、もう1回印をつけてください。
そうなると、もう1回やってもできなかった問題ということになるので、そのままテストを受けたら更に解答できないリスクが高まります。
そうやって、1つ1つ自分の苦手を潰していくイメージで進めてください。

暗記科目は頭に叩き込む時間を最大限に!

また、理科・社会などの暗記科目に関しては、英語・数学と違ってパターンや解き方がわかっていればできる教科ではなく、単純に覚えているかどうかの暗記科目になるので、全部やる必要があります。
ただ、全部やるとはいっても、ここでもやり方が重要になってきます。

まず、テスト2週間を切っても、学校へ提出するワーク課題が終わっていない場合は、そこから教科書やノートを見ながら1つ1つ埋めていく作業はやめてください。
なぜかと言うとワークを埋めるのに教科書やノートを参考にしながら1つ1つ埋めていたら、平気で1ページに30分もかけてしまうこともあります。
1回埋めたからといって暗記ができたら苦労しませんし、埋めるだけの作業に時間をかけるのは非常に勿体無いです。
理科・社会の勉強で時間をかけるべきなのは、頭に叩き込む暗記の時間です。

仮に2週間前でワーク課題が終わっていないのであれば、わかるところだけやって、わからないところはさっさと答えを丸写ししてさっさと終わらせましょう。
そして、ここからが暗記教科のテスト勉強のスタートとといっても過言ではありません。
やり方はいたってシンプルで、テスト範囲の頭から暗記スタートですが、全問正解するまで次のページに進まないでください。
進め方は以下の通りで、間違えたら間違えた分だけ印をつけてできるまで繰り返します。

  1. 問題を進める。
  2. 間違えたら印をつける。(1回間違えた)
  3. 間違えたところだけもう一度やる。
  4. 間違えたら印をつける。(2回間違えた)
  5. 2回間違えたところだけもう一度やる。
  6. 間違えたら印をつける。(3回間違えた)
  7. ※繰り返し。

まとめ

今までは「1つでも出来るようにする。」といったような、自分自身の力を蓄える勉強法ではなく、とにかく問題を埋めるといったような、結果よりも過程を重視した勉強法だったため、それだと結果には遠のく一方です。
私自身も勉強のやり方が全然つかめていない頃は、わかるところだけやってわからないところはそのままだったり答えを写すだけだったりと、全然結果を意識した勉強ができていませんでした。
ただ、しっかりと適切なやり方を身につけてからは、結果もすぐには上がりましたが、やり方を変えたばかりの頃は正直言うと抵抗や戸惑いもありました。
なぜかというと、わかるところだけどんどんやっていると、自分は出来ているものだと錯覚してしまい、どんな方法でも問題集のページが進めば進むほど勉強が捗っているという変な感覚に陥っていましたし、それが楽しかった記憶があります。
ただ、結局のところは自分の苦手と向き合わなければいけません
そこを放っておいても結局後からやる頃にはそのつけが何倍も大きくなって戻ってきます。
今までは1時間あればテキストも2、3ページのペースで進んでいたのに、自分の苦手と向き合うことをちゃんとやると、1時間に1ページも進まないことも全然あるので、嫌になりかけた時もなんどもありました。
ただ、とにかく頭を使いましたし「なんでこうなるんだろう?」「どこかに似たような例題載っていないかな?」と、とにかく自分のモノにするために努力しました。
暗記だって真剣に覚えようとしないと本当に覚えられないので、覚えるためには声に出したり、何回も書いたりととにかく自分なりに工夫しました。

ただ、結局全てはテストに出た時に解答できるようにするための行動であるので、間違えたやり方でやっていた頃より段違いに頭を使いましたが、「それが勉強というもの。」と自分なりに解釈できましたし、毎日勉強習慣があるのに成果が出ないお子さんも、原因はそういったことにあるかと思います。

今までと違ったやり方というと慣れるまでは大変かと思いますが、知識が増えればそれは自分の武器となり、進むスピードも自然と上がってきます。

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